トピック

2017年

6月

24日

当教会元主任司祭シャルボノ神父様、帰天

Fr. Paul Charbonneau
Fr. Paul Charbonneau

追悼ミサ


7月8日(土)午後3時~

 @白梅町修道院

7月15日(土)午後3時~

@当教会

 1985年から1988年まで当教会の主任司祭を務めたパウロ・ルイ・シャルボノ神父様(聖ヴィアトール会)が24日、カナダ・ケベック州ジョリエットのシャンパヌール・センターで亡くなりました。75歳、ちょうど先月18日に金祝記念日を迎えたところでした。

 シャルボノ神父様は1941年8月19日、アメリカ合衆国生まれ。聖ヴィアトール修道会に入会し、1963年に初誓願、1967年に司祭に叙階されました。1969年に来日し、1971年から1982年まで洛星中学・高等学校で教員として教えました。一旦カナダに帰国した後、1985年に再来日し、当教会の主任司祭に就任しました。1988年、カナダに帰国。1995年から2000年までコートジボアール共和国で活動した後、モントリオール近郊のウトルモンを中心に活動。2015年から、病気のため、シャンパヌール・センターの病棟に入っていたようです。

 2011年10月に当教会60周年記念ミサが行われた際、お祝いのため来日されたシャルボノ神父様は「日本語を忘れた」と言いながら、なつかしそうに挨拶しておられました。

 

主よ、みもとに召された人々に、永遠の安らぎを与え、

あなたの光の中で憩わせてください。アーメン。


2017年

6月

04日

遥かなるルネサンス展――天正遣欧少年使節がたどったイタリア

 展覧会公式ホームページはこちら

 神戸市立博物館のページはこちら

 7月17日(月・祝)まで神戸市立博物館で開催されている特別展では、ドメニコ・ティントレット「伊東マンショの肖像」画や伊東マンショの自筆書状などキリシタン時代の貴重な遺産を見ることができます。ほかにも、当時のイタリアの教会の事情が伺える絵画なども出展されているようです。

 キリスト教は宣教師たちによって日本に伝えられましたが、宣教師たちは日本に来ただけではなく、日本人がヨーロッパを訪れ現地のキリスト教を実際に見る必要があると考えました。現在の私たちも、ヨーロッパの教会の伝統から学ぶことがまだまたたくさんあるはずです。


2017年

6月

01日

聖ユスチノ殉教者

 6月1日は聖ユスチノ殉教者の記念日。ヨーロッパ思想の伝統は、キリスト教とギリシア哲学によって作られたとよく言われますが、キリスト教徒になった最初の哲学者がユスチノ。真理を求めてギリシア哲学諸派を遍歴した末にキリスト教信仰に真理を見出しました。そして、皇帝マルクス・アウレリウス治世下の165年ごろ、殉教しました。

 哲学と言うと、日本のカトリック信者には敬遠されるかもしれません。しかし、キリシタン時代にあっても、「お談義」と呼ばれる、理解と納得に訴える方法で宣教が行われてきたようです。信仰と理性の両方が大切です。名誉教皇ベネディクトによると、ユスチノは、「人間の手で儀式と慣習としきたりにおとしめられた」異教宗教を厳しく批判したそうです(こちらを参照)。真理を求めることを忘れたなら、私たちの信仰もそうなりかねないでしょう。


2017年

5月

28日

エルサレム昇天礼拝堂

 使徒言行録からすると、イエスが昇天したのはエルサレム近くの「オリーブ畑」。387年、この場所に一人の婦人によって教会堂が建立されました。その教会堂は破壊された後、再建されましたが、その中にはイエスの二つの足跡があったと記録されています。教会堂は再度破壊された後、十字軍によって再建されましたが、イスラム教徒に占領されました。しかし、巡礼に訪れるキリスト教徒が今も絶えないそうです(こちらにも解説があります)。

 ルカによる福音書には、罪深い女が涙でイエスの足を濡らしたとあります。仏教にも仏足石と言われるものがありますが、イエスの足と足跡は、神が人となったことの顕著なしるしとして信心の対象になってきたのです。


2017年

5月

13日

ファティマの牧童フランシスコとジャシンタ列聖

 今年はポルトガル・ファティマの3人の牧童に聖母マリアが出現してちょうど百年。教皇フランシスコは13日、フランシスコとジャシンタの列聖式をファティマで司式します。列聖式は現地時間10時(日本時間18時)から。その模様は上のYouTubeサイトで生中継されました。

 5月は聖母月。私たちも、教会のルルドのグロットの前に集まって祈ったり、家でロザリオの祈りをしてみてもよいかもしれません。


2017年

4月

12日

聖香油ミサ

2017年4月12日カトリック河原町教会聖香油ミサ退堂
2017年4月12日カトリック河原町教会聖香油ミサ退堂

 堅信や司祭の叙階の時などに使われる聖香油。聖香油は他の聖油とともに、聖木曜日あるいは聖木曜日以前の聖週間の日に司教の司式で捧げられる聖香油ミサで聖別されます。ミサの後、聖油は各小教区に持ち帰られます。聖香油ミサでは、司祭の約束の更新もされます。教区内の司祭たちが一斉に集まるので、司教と司祭の一致を確認できるミサでもあります。


2017年

2月

18日

フラ・アンジェリコ

 2月18日はフラ・アンジェリコ(1455†)の記念日。本名はグィード・ディ・ピエトロですが、説教者兄弟会(ドミニコ会)の修道士であり、天国にいるかのように清らかな生活を送り天国で描かれたかのように美しい絵画を描いたことから、「フラ・アンジェリコ(天使のような兄弟)」と呼ばれます。死後は「ベアート・アンジェリコ(天使のような福者)」とも呼ばれましたが、列福されたのは1982年。そして、その2年後にカトリック芸術家の守護者に定められました。

 宗教画しか描かず、描く前にはいつも祈っていたと言われるフラ・アンジェリコ。次のような言葉も残されています。「キリストの作品を作る人はいつもキリストとともにいるのでなければならない」。


2017年

2月

07日

ユスト高山右近列福

列福式ビデオ

故溝部脩司教、心のともしびで右近について語る

日本ニュース


2017年

1月

03日

イエスのみ名

 使徒言行録やパウロの手紙など新約聖書ではさまざまな箇所で、イエスの名にこそ救いがあること、イエスの名を唱えることで救われることが記されていますが、1月3日はイエスのみ名の記念日。この日の聖務日課(教会の祈り)の晩課(晩の祈り)では伝統的に、Jesu dulcis memoriaという讃歌が歌われました。この讃歌は12世紀から伝えられており、蜜したたる博士として知られるクレルヴォーの聖ベルナルドに由来するともされてきました。イエスのみ名の記念日については こちら(Laudate)をごらんください。


Jesu, dulcis memoria,
dans vera cordis gaudia:
sed super mel et omnia
ejus dulcis praesentia.

Nil canitur suavius,
nil auditur jucundius,
nil cogitatur dulcius,
quam Jesus Dei Filius.

Jesu, spes paenitentibus,
quam pius es petentibus!
quam bonus te quaerentibus!
sed quid invenientibus?

Nec lingua valet dicere,
nec littera exprimere:
expertus potest credere,
quid sit Jesum diligere.

Sis, Jesu, nostrum gaudium,
qui es futurum praemium:
sit nostra in te gloria,
per cuncta semper saecula.
Amen.

イエスの面影は甘美で

こころにまことのよろこびをもたらす

けれど、その甘美な逢瀬は

蜜を超え、すべてを超える

 

どんなにやさしい歌も

どんなに快い音色も

どんなに甘美な情景も

神の子イエスをしのぐことはない

 

悔いる人の望みイエス、あなたは

願う人にこれほど答え

求める人にこれほど与えてくださるなら、

見出す人にはどうだろう

 

舌も言うことができず

文字も記すことができないが

体験した人は信じることができる

イエスを愛するとはどういうことかを

 

イエス、あなたが私たちのよろこび

将来の報いとなってくださるように

私たちの栄光があなたにあるように

いつの世にあってもいつも

アーメン

(私訳)


2016年

12月

25日

祝降誕祭

2016年

12月

18日

眠っている聖ヨセフ

  教皇フランシスコは聖ヨセフが大好き。デスクの上には眠っている聖ヨセフの像(写真上)を置いているんだそうです。そして、悩み事を紙切れに書いて、その御像の下に忍ばせているとか。「ヨセフさまは眠っているときでも、教会の面倒を見てくれています」。パパ様はフィリピン訪問の際に、聖ヨセフのことや夢見る大切さについて詳しく話しています。こちらをご覧ください。

 


2016年

12月

03日

聖フランシスコ・ザビエル

ザビエル
ザビエル

 聖フランシスコ・ザビエルは日本にはじめてキリスト教を伝えた人物。京都でもキリスト教をはじめて伝えました。12月3日は彼の記念日です。

 来年7月14日から7月20日のあいだ、岐阜市市歴史博物館の特別展で、フロイスの書簡の写本とザビエルの自筆書簡が日本で初めて公開されます。巡礼のよい機会になるかもしれません。詳しくはこちらをご覧ください。

 

  ザビエルの生涯についてはこちら、ザビエルの祈りはこちらをご覧ください(いずれもイエズス会日本管区HP)。

2016年

11月

27日

馬小屋

画像は、オーストリア・ヴェルター湖の湖上馬小屋(出典はこちら)。

 今年も待降節となりました。去年(こちら)に引き続き、家庭で馬小屋作りを簡単に楽しむための海外のリンクをご紹介します。
 一つは、ガラス瓶の馬小屋。聖家族の胴体は端切れを巻いて作ります。
 もう一つは、お菓子の馬小屋。小屋は市販のビスケットを組み合わせてアイシングで固めます。人物はグミベアで。ドイツ語のページなので、検索マシンの自動翻訳でご覧ください。

2016年

11月

08日

聖エジディオ共同体

 第二バチカン公会議後、カトリック教会ではさまざまな信徒運動が起こりました。そのうちの多くはすでに聞かれなくなっていますが、今でも活発に活動している団体として聖エジディオ共同体があります。この共同体は、1968年にローマの一人の高校生アンドレア・リカルディとその仲間たちによって始められました。貧しい人への援助に始まって、紛争地域での和平の調停にも成功し、ノーベル賞にもノミネートされ、下町の国連とも言われています。日本にも、諸宗教対話や死刑廃止運動などの目的で会員が訪れています。以下のリンクも参照ください。

 

アンドレア・リカルディ著『対話が世界を変える―聖エジディオ共同体』(amazon)。
カトリック新聞オンライン11月3日記事「日本も死刑廃止を」

画像は聖エジディオ共同体の本部である聖エジディオ教会(ローマ)。


2016年

10月

28日

聖障(イコノスタシス)

 11世紀にカトリック教会とのあいだで分裂した東方正教会。しかし、1965年に互いの破門が解消され、イコンなどはカトリック教会でも用いられています。日本には、明治期にロシア正教会からの宣教で伝えられた日本ハリストス正教会があり、中でも京都の生神女福音聖堂は日本に現存する正教会の聖堂のうちもっとも古く建設されたものです。この10月28日より、第52回京都非公開文化財特別公開の一環として、同聖堂が特別公開されており、聖障(イコノスタシス、イコンを並べた衝立)などを見ることができます(11月7日まで、有料)。以下のサイトの記事も参照ください。

京都古文化保存協会

朝日新聞デジタル


2016年

9月

29日

遠藤周作没後20年

 母親からカトリック信仰を受け継ぎ、キリスト教と日本人というテーマを追い続けた小説家遠藤周作。長編小説『沈黙』などによってキリシタン迫害について発表する一方で、狐狸安山人の雅号でユーモアに富むエッセイを書いたことでも知られています。今年は、遠藤周作が亡くなってちょうど20年、『沈黙』の出版50年でもあります。来年はスコセッシ監督による映画「沈黙」の公開も予定されています(こちらをごらんください)。この機会に、遠藤周作の本を手にとってみてはいかがでしょうか。amazonの著者ページはこちらです。


2016年

9月

04日

マザー・テレサ、聖人に。

NHKニュース動画。

マザー・テレサの生涯についての動画(英語)。英語字幕をオンにしてご覧ください。

 

心のともしびの動画。

ノーベル賞授賞式スピーチの動画(英語)。テキストはこちら。日本語訳は『マザー・テレサ-最後の愛のことば』(リンク先はamazon)所収。


2016年

8月

15日

聖母の被昇天

Assumpta est Maria in caelum:

gaudent Angeli,

laudantes benedicunt Dominum.

(Gaudete et exultate omnes recti corde
quia hodie Maria Virgo
cum Christo regnat in aeternum!
Alleluja... Alleluja!)

マリアは天に上げられた

天使の群れは喜びに輝く(アレルヤ唱より)

 

(すべての心正しき人よ、喜び踊れ

今日、おとめマリアは

キリストとともにとわに統べられる、

アレルヤ、アレルヤ(私訳))


2016年

8月

06日

エンリコ・サヴェッリ展示会

  キリスト教の長い歴史の中ではたくさんの彫刻作品が生まれましたが、それは過去だけのことではなく、現在進行形です。こんにちもたくさんのキリスト教芸術家が信仰を表現し育み伝えるために活動しています。

 その一例がイタリアの彫刻家エンリコ・サヴェッリです。2015年に大阪で個展が開かれましたが、今年8月6日から31日まで京都伝統工芸館で、他のアーティストとの作品展に参加しています。詳しくはこちらをご覧ください。


2016年

8月

06日

主の変容

 

 8月6日は日本では広島への原爆投下の日。日本のカトリック中央協議会も、この日から終戦記念日の15日までを日本カトリック平和旬間と定めています。

 8月6日はもともとキリスト教会では主の変容を祝う日です。この習慣は4、5世紀に東方教会で始まりました。そして、15世紀、ベルグラード包囲戦での勝利を機にカトリックの典礼暦にも加えられました。


2016年

7月

19日

塗り絵でメディテーション?

 今や世界的なブームの塗り絵。昔からあった子供の遊びではなく、花や動植物などの繊細な線画を色で塗りつぶしていくことにヒーリング効果もあると言われています。日本でも、海外の塗り絵本の翻訳や、日本のイラストレーターによるオリジナルの塗り絵本が多数書店の店頭に並んでいます。

 そんな中、キリスト信者のメディテーションにも役に立ちそうな塗り絵も出版されています。上の本は英語の聖書の言葉に花などの図案が組み合わされています。左ページには新共同訳も載っています。下の本はフランス・スペインなど諸外国のステンドグラスの塗り絵。中にはモスクのステンドグラスもありますが、多くは教会のステンドグラスで聖書のシーンを描いたもの。最初の数ページには元のステンドグラスも載っています。

 キリスト教の歴史が浅い日本の教会は芸術作品も乏しいですが、こうした塗り絵を通じて、信仰生活をより豊かにできるといいですね。キリスト教の伝統にはさまざまな絵画があるわけですから、キリスト教出版社も、適切な解説を含み、メディテーションへのよい導きとなる塗り絵本を出してほしいものです。

画像のリンク先はamazon。


2016年

5月

26日

聖体行列

 日本ではキリストの聖体の祭日は日曜日に祝われますが、カトリックの国や州では木曜日に祝われ、聖体行列が行われることもあります。聖体行列には自治体の代表者やブラスバンドが参加したり、道に花のカーペットが敷き詰められる町もあります。

下の写真はドイツ・マインツの今年の聖体行列のものです。


2016年

5月

16日

ミサと健康

 全米医師会の医学雑誌JAMA Internal Medicine2016年5月16日号によると、定期的に宗教行事に参加する女性はそうでない女性より、平均して5ヶ月寿命が長いということです。
 1992年から2012年まで20年間に及ぶアンケート調査の対象は、悪性腫瘍及び心臓疾患に罹患していない約7万4千人の女性で、その多くはカトリックまたはプロテスタントの看護婦でした。調査の結果は、週に一回以上ミサに参加する女性はそうでない女性に比べて死亡リスクが33%低いということでした。
 もちろん、医師はミサへの参加を一般患者の治療のために処方できるわけではありません。ミサへの参加はすでに信仰のある人だけに勧めることができると研究者は警告しています。

http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2521827#Results

 当教会では平日の朝のミサは7時からです。

 火曜日・金曜日(祝日を除く)の夜6時半から7時半まで聖体礼拝もあります。


2016年

5月

01日

聖母月

 日本では5月はすでに初夏の雰囲気ですが、より北方のヨーロッパでは春は5月とともに訪れます。さまざまな花が咲き乱れるその5月に、「救いの春」であるマリアへの信心業がカトリック信者のあいだで行われてきました。聖堂では花などで美しく飾られたマリアの聖像や聖画の前で、聖書の朗読や説教、聖歌や祈りが捧げられ、家庭でも小さな祭壇にマリアの御像や御絵が飾られ、ロザリオの祈りなどが捧げられてきました。

 上の画像は、中世の上ライン地方の画家による「小楽園—天国で聖人を総べられる聖母マリア」です。庭の18種類の植物には、象徴的な意味が込められています(たとえば、ヒナギクは純潔、サクランボは天国の喜び、アイリスは天の元后、タチアオイは癒しなど)。

 逆に、多くの植物が聖母マリアにちなんで呼ばれてきました(たとえば、スズランは聖母の涙、スペアミントは聖マリアのハーブ、プリムラは聖母の鍵など)。

 第二バチカン公会議後の典礼では、マリアは特に待降節に記念されます(教皇パウロ6世『使徒的勧告マリアーリス・クルトゥス―聖母マリアへの信心』第一節4参照)。ただ、ヨーロッパの古い信者たちが「イエスへの道」であるマリアの姿を身近な植物に見たように、私たちも日々の生活の中でイエスの道を見つけていきたいものです。

 

*参考:グラディス・テイラー『聖人と花』(八坂書房)


2016年

3月

27日

復活節

御復活

おめでとうございます

動画は復活節に歌われる聖母讃歌Regina caeliです。聖母讃歌についてこちらをご覧ください。


2016年

3月

26日

聖土曜日

聖土曜日は十字架上で死んだイエス・キリストが死の国に下ったことを黙想します。聖土曜日に復活徹夜祭が祝われると勘違いされることもありますが、聖土曜日は復活徹夜祭の入祭をもって終わります。

(画像は、フラ・アンジェリコ『黄泉へ下るキリスト』、1437-1446年頃、サンマルコ美術館)


全能永遠の神よ、あなたのひとり子は死の国に下り、

栄光のうちに復活されました。

洗礼によってキリストとともに葬られ復活したわたしたちが、

永遠のいのちに生きることができますように。

私たちの主イエス・キリストによって。

(『教会の祈り』結びの祈願より)

2016年

3月

25日

聖金曜日

主イエス・キリストの十字架死を記念する聖金曜日。一年で唯一ミサが捧げられない日です。キリスト教国のうちには法律によって休日(通常の祝日ではなく娯楽施設も閉館となる「沈黙の日」)として定められている国もあります。そのような国々では、典礼も、(非キリスト教国の日本のように晩ではなく)イエスが息を引き取った午後3時に合わせて行われます。


ビデオの聖歌はEsse lignum Crucis。

聖金曜日の典礼の十字架への崇敬の際に歌われます。

ラテン語テキストと日本語訳詞(『典礼聖歌』)は次の通りです。

Ecce lignum crucis,
in quo salus mundi pependit.
Venite adoremus
見よ、キリストの十字架、
世の救い。
ともにあがめ、たたえよう。

2016年

3月

24日

聖木曜日

最後の晩餐の制定を記念する聖木曜日。ミサの中では洗足式も行われます。洗足式の際に伝統的に歌われたのが Ubi caritasです。以下にラテン語テキストと日本語訳詞(『典礼聖歌』)を挙げます。


Ubi caritas et amor, Deus ibi est. 
Congregavit nos in unum Christi amor.
Exsultemus, et in ipso jucundemur. 
Timeamus, et amemus Deum vivum.
Et ex corde diligamus nos sincero.
Simul ergo cum in unum congregamur:
Ne nos mente dividamur, caveamus.
Cessent iurgia maligna, cessent lites.
Et in medio nostri sit Christus Deus.
Simul quoque cum beatis videamus, 
Glorianter vultum tuum, Christe Deus: 
Gaudium quod est immensum, atque probum, 
Saecula per infinita saeculorum. Amen.
愛といつくしみのあるところ 神はそこにおられる 
キリストの愛に結ばれ 
ともに喜び分かち合い 
真心こめて神を敬い 
愛の奉仕に努めよう
分け隔てをとりのぞき、
ねたみと争いを避け
主キリストを囲んで、
みな一つに集まろう
主キリストの輝く御顔
聖者とともに仰ぎ見る
まことの喜び限りなく
世々とこしえに至るまでアーメン。

2016年

3月

20日

受難の主日(枝の主日)

  エルサレムに入るイエスを歓迎する人々が手にしていた枝はナツメヤシと考えられています。しかし、ナツメヤシが生息しない地域では代わりに別の植物が典礼に用いられます。日本ではソテツが使われることが多いようですが、イタリアではオリーブ、ドイツをはじめ北方の国ではツゲなどが用いられます。

  写真の植物はツゲです。 


2016年

2月

11日

世界病者の日

 2月11日はルルドの聖母の記念日。1993年、ヨハネ・パウロ2世はこの日を世界病者の日と定めました。

  今年の教皇メッセージはこちらです。ヨハネ・パウロ2世使徒的書簡『サルヴェフィチ・ドローリス』邦訳こちらから買えます。英訳こちらです。

  ルルドでは聖母信仰だけではなく聖体への信仰が大切にされています。

 

 


2016年

2月

10日

四旬節

 灰の水曜日(今年は2月10日)から、40日間(日曜日を除く)に及ぶ四旬節が始まります。四旬節はもともと洗礼を受ける人々のための準備の期間でした。信者にとっても、復活祭を迎えるための大切な時期です。

(画像は、フライブルク大聖堂の四旬節の布の一部、Joergens.mi/Wikipedia、

http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/de/legalcode)


2016年

1月

18日

キリスト教一致祈祷週間(1月18日~25日)

カトリック中央協議会の解説はこちら

小冊子のダウンロードはこちら

近隣では、次の行事があります。

1月31日(日) 午後4~5時

日本聖公会聖アグネス教会

超教派合同礼拝(ポスターは右)


2015年

12月

24日

降誕節

 25日を過ぎると、日本ではお正月ムードですが、キリスト教国ではまだまだクリスマスの飾りつけです。教会暦では、1月1日の神の母聖マリアの祭日までが主の降誕の8日間、主の洗礼の主日(1016年は1月10日)までが降誕節です。年末年始の行事の中でも、飼い葉桶に寝かせられた主を思い出したいものです。

何千年も前から与えられていた神の言葉が小さな赤ちゃんの姿となり私たちのそばにいること――その考えられないイコンを観想する期間が降誕節である。ちょうど子供たちが馬小屋の前で人形を見て驚いているのと同じように、私たちも驚きに言葉を奪われてイエス自身である言葉をじっと眺める。驚く心こそ降誕節の心である。


2015年

12月

23日

12月23日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第七のアンティフォナ」

おお、インマヌエル、

わたしたちとともにおられる王、立法者、

諸国の民の希望、

救い主、

わたしたちを助けに来てください。

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

22日

12月22日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第六のアンティフォナ」

おお、

諸国民の待望の王、

神と人とを一つに合わせる

礎の石。

あなたが土から造られた人を

救いに来てください。

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

21日

12月21日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第五のアンティフォナ」

おお、さしのぼる朝日、

永遠の光の輝き、

あなたは正義の太陽。

日のあたらない陰に生き、

やみにうもれている人を

照らしに来てください。

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

20日

12月20日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第四のアンティフォナ」

おお、ダビデのかぎ、

イスラエルの家の王しゃく、

あなたが開けば閉じる者はなく、

あなたが閉じれば開く者はない。

とらわれ人のくさりをたち、

やみと死の陰にすわる人を

救い出しに来てください。

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

19日

12月19日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第三のアンティフォナ」

おお、

民の旗印として立ったエッサイの切株、

あなたによって諸国の王は鳴りをひそめ、

民はあなたに願い求める。

時を早め、

わたしたちを救いに来てください。

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

18日

12月18日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第二のアンティフォナ」

おお、

イスラエルの指導者である主よ、 

あなたはやぶの火の中でモーセに現れ、

シナイでおきてをお与えになった。

力をふるい、わたしたちをあがないに来てください。 

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

17日

12月17日 おお交唱

画像はレナート・ラフランチ師「第一のアンティフォナ」

おお、

すべてを越える神から出た英知よ。

あなたは果てから果てまで、

すべてを力強くやさしく整えられる。

賢明の道を教えに来てください。

「教会の祈り(聖務日課)」の晩の祈りではマリアの歌(Magnificat)が福音の歌として歌われます。聖霊を受けて身ごもったマリアが親戚のエリサベトを訪問し、エリサベトがマリアをたたえたのに答えて、歌った歌です(ルカ1・46-55)。マリアの歌の初めと終わりには短文の交唱が歌われますが、主の降誕直前の週である12月17日から23日までの7日間は、「おお"O"」という感嘆詞で始まる「おお交唱(“O” antiphona)」が歌われます。「おお交唱」は有名な待降節の聖歌「久しく待ちにし(Veni, Veni, Emmanuel)」のもとになっています。カトリック中央協議会の該当ページもご覧ください。


2015年

12月

08日

いつくしみの特別聖年

*「いつくしみ」のラテン語原語はmisericordiaです。ラテン語のmisericordiaに相当する語は新共同訳聖書ではおおむね「憐れみ」と訳されています。「いつくしむ」と「憐れむ」のいずれも、「愛する」ことを意味しますが、「憐れむ」には「ふびんに思う」「同情する」「気の毒に思う」という意味もあります(『広辞苑』参照)。大塚京都教区司教の書簡菊池新潟教区司教のブログも参照ください。

*聖年とは、旧約聖書に記されているイスラエル民族の「ヨベルの年」に由来します。レビ記25章によると、50年に一度、畑を休ませ、負債を免除し、奴隷を解放する年があったのです。ヨベルとはもともと雄羊を意味し、そこから雄羊の角から作られる角笛を意味することになりました。その年の始まりに角笛が吹き鳴らされたところから、その年はヨベルの年と呼ばれることになりました。

*聖年がはじめて行われたのは1300年。ローマへの巡礼によって特別な赦しが与えられることが決められました。聖年はそれ以後も行われ、50年、33年、25年といった節目ごとに行われてきました(詳しくはこちらを参照)。また、そのように定期的に実施される聖年以外の聖年もあります。それは特別聖年と呼ばれ、特別な意向によって行われます。今回の聖年は、第二バチカン公会議閉幕50年を機とする特別聖年です。

*聖年は私たちが神の赦しをいただく年です。しかし、今回の聖年の特徴は、私たちが神の赦しを証しすることが教皇フランシスコの意向である点です(大塚京都司教2015年主の降誕司教メッセージ参照)。そのことは、今回の聖年のモットーが「いつくしみ深く御父のようにmisericordes sicut pater」(ルカ6・36、「あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい」新共同訳)であることにも表現されています。聖年のための祈りにも「教会がこの世において、復活し栄光に満ちておられる主のみ顔となりますように」「これら仕える者[=キリスト信者]に出会うすべての人が、神から必要とされ、愛され、ゆるされていると感じることができますように」とあります。

上のロゴは、イエズス会司祭マルコ・イヴァン・ルプニックによるものです。彼は現在ローマにあるアレッティ・センターの所長をしています。アレッティ・センターのサイトには、センターで制作された、たくさんの美しいモザイク画の画像が掲載されています。こちらをご覧ください。


動画

公式讃歌

特別聖年、開幕

「聖なる扉」、開かれる

いつくしみの宣教者、派遣


巡礼

9月1日(木)~9月10日(土)10日間

ヨーロッパ・カトリック聖地巡礼センター企画

特別聖年・イタリア巡礼とルルドへの旅

詳しくはこちら

10月31日(月)~11月11日(金)12日間

道の会企画

ローマ・アシジ・マルセイユ・ルルド 巡礼の旅

詳しくはこちら


催し

2月11日(木・祝) 9:30~16:00

聖ドミニコ女子修道会京都修道院

みことばを聴こう!「神のいつくしみ」

指導:米田彰男師(ドミニコ会)

対象:青年男女

米田師「神のいつくしみ」.pdf
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6月26日(日) 12:00~

カトリック衣笠教会

講演会「マックの歴史と現状

—依存症体験からの報告―」

9月3日(土)15:30

~4日(日)14:00

望洋庵黙想会「いつくしみの特別聖年のいつくしみってナンダ?!」

望洋庵9月黙想会
e69c9be6b48be5bab5e9bb99e683b3e4bc9a.pdf
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関連リンク

カトリック教会

バチカン公式サイト(西

カトリック中央協議会特集ページ

公式讃歌訳詞、ロゴ、祈り、教皇大勅書、教皇行事など。

京都教区 特集ページ

司教書簡司教年頭書簡読書会ちらし聖書講座召命祈願ミサ

一般メディア

日本語関連書籍

教皇フランシスコ

イエス・キリスト、父のいつくしみのみ顔―いつくしみの特別聖年公布の大勅書

(カトリック中央協議会、2015年)

 

(画像リンクはamazon)

教皇ヨハネ・パウロ二世

『回勅 いつくしみ深い神』

(澤田和夫翻訳、ペトロ文庫、2015年)

 

(画像リンクはamazon)

家庭の友2015年12月号

特集いつくしみの特別聖年

 

(画像リンクはサンパウロ)

カトリック生活2016年1月号

いつくしみの特別聖年記念号

 

(画像リンクはドン・ボスコ社)

特別聖年のための書籍(外国語)

(画像リンク先はamazon)

バチカン新福音化推進評議会より、特別聖年のために8冊の書籍が刊行されています。原語はイタリア語ですが、各国語に訳されています。日本語訳は(まだ?)ありませんが、以下に英語訳を挙げます。

The Psalms of Mercy: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

The Saints in Mercy: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

The Parables of Mercy: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

Confession: The Sacrament of Mercy Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

The Corporal and Spiritual Works of Mercy: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

Celebrating Mercy: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

Mercy in the Fathers of the Church: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

Mercy in the Teachings of the Popes: Pastoral Resources for Living the Jubilee (Jubilee Year of Mercy)

 

カスパー枢機卿『あわれみ―福音の根本概念にしてキリスト教的生活の鍵』

Walter Kardinal Kasper,

Barmherzigkeit.

Grundbegriff des Evangeliums - Schlüssel christlichen Lebens,

Herder 2013

教皇フランシスコが2013年3月17日のお告げの祈りで推薦しました。

 

Walter Cardinal Kasper,

Mercy: The Essence of the Gospel and the Key to Christian Life

(上記著書の英訳)


2015年

11月

29日

待降節

右の絵は、ベツレヘムで宿を探すヨセフとマリアを描いたもの。ドイツでは宿探しを演じる民謡もあり、待降節に歌われてきました。

プリンターとハサミとノリで馬小屋を作りませんか?

Paper City Nativity Scene

Wunderschöne Weihnachts-Krippe

 待降節の準備としては、Viator10号もご覧ください。


2015年

11月

01日

11月のトピック

死者の射祷(レクイエム)

主よ、みもとに召された人々に、永遠の安らぎを与え、あなたの光の中で憩わせてください。

 秋が深まってきました。北の地方ではもう冬。カトリック教会では11月は死者の月とされています。1日は諸聖人の祭日、2日は死者の日。納骨堂での祈りはこちらをご覧下さい。


2015年

10月

01日

10月のトピック

10月はロザリオの月です。聖母マリアへの祈りのページを新しく設けています。  

10月は世界宣教の月。詳しくはこちらをご覧ください。今週の資料(PDFファイル)はこちら。


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