主の昇天

イエスは彼らが見ているうちに
天にあげられた

 (使徒言行録1・9より)

  
昇天とは、イエスが神の世界に迎え入れられたこと。地に降りたイエスが、天使に囲まれ勝利者として天に戻る。父なる神の御旨を果たして。仕事を終えて血まみれで。だから、昇天は復活と同じ。神の右の座に就いたイエスは、霊的な体の頭として力を送る。恵みを、聖霊を、賜物を。だから、昇天は教会の始まり。イエスは聖金曜日のように見えなくなったが、現存し、宣教のカリスマを送る。だから、宣教がなければ教会ではない。私たちの教会も。


(画像は、ドイツ・アルトマンスホーフェンの聖ヴィトゥス教会の長堂天井画)