年間第15主日

イエスは十二人を遣わすことにされた(福音朗読主題句 マルコ6・7参照)

 

信仰の賜物が私たちに与えられたのは、教会の中に閉じこもって生きるためではなく、外に派遣されるため。イエスと長いあいだ生活をともにした(マルコ3・14)弟子たちは、宣教師として何が大切かを知っている。だから、頭に教義が入っているだけでなく、心に響く言葉を語る。生活の色、匂い、味を知る感覚を身につけ、相手の立場から物を見る心をもつ。喜びの時も悲しみの時も人のそばにいて、人と深い関係をもつことができる(「その家にとどまりなさい」)。もちろん拒否される可能性も(イエスの十字架のように)あるが、失敗も新しい道となる(足の埃を払って行きなさい)。体を支える「杖」と心を支える仲間(「二人ずつ」)―身軽な宣教師の宝物はただ、キリストから受けた愛の経験とそれを伝えたいという思い。

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