当教会現主任司祭の母国ブルキナファソ。首都ワガドゥグーから約15キロ離れたヤグマにグロットと聖母バジリカ(聖堂)があり、「ブルキナファソのルルド」と呼ばれる巡礼地になっています(詳しくはこちら。写真は
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)。毎年この季節に巡礼大会が行われていますが、今年のテーマは「神の教会の家族はマリアとともに憐れみと平和の福音を告げ知らせる」。全国17教区と隣国ニジェールから数千人の信者が集まりました。そして、2日の日曜日に捧げられたミサの最後に、ドリの司教ローラン・ダビレは、ブルキナファソの国をマリア様の汚れないみこころに捧げることを宣言しました。信者たちの願いに応えてのことだそうです。「そうすることで信頼と信仰と希望を示したいと思います。マリアのとりなしによって神は、悪と罪と分裂に対する勝利を私たちに与えてくださるのです。それとともに神は、より多くの兄弟愛と正義に満ちた世界のために働く力も与えてくださいます。それは、一人ひとりがそれぞれ自分にできることをする世界です」。大会には、クリストフ・ヨセフ・マリ・ダビレ首相も参加したそうです。(詳しくはこちら)
ブルキナファソでは従来はキリスト教徒とイスラム教徒が平和的に共存していましたが、このところテロが起きています。しかし、そんな中でも現地の信者たちは平和のために祈り続けています。私たちもブルキナファソの平和のために、また全世界の平和のために祈りたいです。