今週の聖句と黙想

2019年

2月

02日

年間第4主日

これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。(ルカ4・28―29)。

ジェームズ・ティソ「ナザレ近くの丘の頂上」、1886―1894年、ブルックリン美術館所蔵
ジェームズ・ティソ「ナザレ近くの丘の頂上」、1886―1894年、ブルックリン美術館所蔵
 布教を開始してからはじめて故郷に戻るイエス。それまで誰も示さなかったような権威をもって話し、深い神の体験から罪人を赦し、病気を治し盲人を癒すなどの奇跡を行って、周辺の地方ではすでに有名になっていた。
 ところが、故郷の人たちは却って、驚きを示し、その驚きは彼を殺そうとするまでの憎しみに変わる。驚きとは、ルカ独特の表現だが、信じていないということ。彼らは、子供の時からよく知っている人、自分たちと同じ生活を送ってきた人がまさか神から選ばれたメシアであるとは信じられない。なぜなら、自分で作りあげたイメージのメシアを待っていたから。特に彼らが怒っていたのは、自分の村から出たメシアがよその人のために奇跡を行ったこと。彼らは、神が本当にどういう者かを求めるのではなく、自分の利益になる神を作り上げるという誘惑に陥り、イエスを拒否したのだ。それに対して、他の人たちのためにするという神の愛(第二朗読)の普遍性に生き、そのメッセージを曲げず、十字架死に至るまで神に忠実だったのがイエスだ。
 世の中で生きている私たち信者も、人から受け入れられるために、神の本当のメッセージをアレンジして、人が聴きたがることを言う誘惑を受ける。そんな私たちに向かって、ルカはその福音書の始まりに当たる第4章で、人間でありながら神に忠実なキリストの姿をあらかじめ示している。ルカが第4章で宣言するキリスト論のさまざまなテーマは、後続の章で展開され、最後に十字架において完成される。

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トピック

2019年

1月

17日

聖アントニオの日

聖アントニオ修道院長(251年頃―356年頃)は「修道生活の父」として知られる聖人ですが、豚を始めとする家畜の守護聖人でもあります。そのため、イタリアやスペインでは、記念日の1月17日に動物の祝福が行われます。人々は家で飼っている動物やその餌などを持ち寄って祝福してもらうのです。上の動画はサン・ピエトロ大聖堂前での祝福で、祝福しているのはアンジョロ・コマストリィ大枢機卿。馬や山羊、羊、豚、アヒル、兎、ロバ、犬などのペットが祝福を受けたようです。教皇フランシスコは回勅『ラウダート・シ』で被造物を大切にすべきことを宣言していますが、その精神にも適う伝統的な風習と言えるでしょう。犬や猫、うさぎや小鳥を飼っている信者もいるので、そんな催しが日本の教会にあってもいいですね。

 


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今後の主な予定

2月24日(日) ミサ後

信者総会

3月6日(水)

灰の水曜日

日時変更とお休み

事務室の在室時間は現在のところ以下の通りです。なるべくこの時間帯に来室・連絡下さい

 

月・火・水、金 10:00~12:00

 

*変更の可能性があるため、来室の際には電話(075―724―6623)で確認願います。

聖体顕示は金曜日18:30〜19:00となっています。

京都カトリック青年センターより

訃報

京都教区司祭東門陽二郎神父様は、1月24日(木)、心不全のため、仁豊野ヴィラで帰天されました(享年92)。神父様の永遠の安息のためにお祈り下さい。50日祭ミサは3月11日(月)11:00より衣笠教会で行われます。ミサ後、衣笠墓地で納骨式です。

カトリック教会のニュース

パパ様、11月に来日予定!


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