夏期学校がありました

8月1〜2日に唐崎メリノールハウスで洛北ブロック夏期学校がありました
北白川教会からは年長〜小6までの8名とリーダー5名、ウィリアム神父様が参加しました。

(1日目)
オリエンテーションでテーマ「みんなのお兄さん、イエスさまとなかよくなろう」の説明を受けたり、参加者の名前を覚えたりしたあと、昼食をとりました。
午後からは聖書の黙想についてのプログラムを行いました。北村神父様から「聖書の場面に自分ならどの登場人物になるか、イエスさまに出会った時や話しかけられた時にどのように感じるか、自分ならどんなことをお話しするか」について黙想するようにとご指導を受けました。低学年は3箇所、高学年は8箇所から自分の好きな箇所をひとつ選び、しばらく黙想しました。そのあと、自分が黙想したことを絵に描いたり紙粘土で表現したりしました。
プログラムのあとはレクリエーションとして「ゴム風船バレーボール」をしました。ルールは相手のコートに返す前に、必ず自分のチームの全員がボールに触れること。はじめは要領がわからず自分にボールに来たらすぐに相手のコートに返したりしていましたが、徐々に高学年の子がうまく指示をだすようになって低学年の子もボールに触れラリーが続くようになり、盛り上がりました。
夕食はリーダーのお母さん方が作ってくれたカレーを美味しくいただきました。そのあと唐崎神社まで皆んなで散歩をしました。
散歩のあとはキャンドルサービスをしました。子供達一人一人がろうそくを手に行列して聖堂に入り、祭壇の前にろうそくを奉納しました。そして、聖堂内で正座してしばらく沈黙のうちに、今日黙想したことを思い出すとともにイエスさまとの対話の時間を過ごしました。ろうそくの炎の力でしょうか、子供たちが皆静かに沈黙を守って一心に祈っているのが印象的でした。
キャンドルサービスの後は、お庭からおごと温泉の花火大会を皆んなで楽しみました。
シャワーを浴びて、寝る準備をした後、一日を振り返ってお祈りをして眠りにつきました。

(2日目)
6時30分に起床して、皆で散歩をしました。散歩の途中、少し沈黙の時間をとって、耳に入る音に注目してみました。蝉の声、水上バイクの音、鳩の鳴き声、、、など。
朝食の後は、ごミサに向けて準備を始めました。侍者、聖書朗読、答唱詩篇、共同祈願、祭壇の飾りつけ、などのグループに分かれて準備をしました。司式のウィリアム神父様はお説教のためにスライドショーを準備してくださいました。
ごミサ開始の10分前になっても冷房が効かず、聖堂の気温が高すぎて熱中症の危険があるということで、急遽、ホールに祭壇を作ることになりました。
すこし慌ただしかったですが、それぞれの持ち場で分担して準備をしてくれたおかげで、すぐに準備が整いました。
祭壇はお庭で集めた植物のつるで表された湖の波と木の枝で作られた船が飾られました。
ごミサではルカによる福音書から徴税人ザアカイの話が取り上げられました。ウィリアム神父様の朗読に合わせて、その場面を説明する絵がスライドショーされました。お説教では”ザアカイ”という名前は”清い人”という意味であること、徴税人は受け取ったお金の一部を自分のものにしてお金持ちだったが、人からは嫌われたこと、イエスを見てみたい一心でザアカイは人目をはばからず木に登ったこと、などが説明されました。
ごミサの後は2日間を振り返って、イエス様への手紙を書きました。前の日に黙想したことに始まってこの2日間でイエス様と対話したことを言葉で表現しました。
昼食の後、後片付けをして、午後1時過ぎに解散となりました。

今年は”遊び”のプログラムよりも”黙想”に重きをおいたプログラムでしたが、聖書を通じてイエス様と個人的にお話しする(=祈り)ということが少し分かってくれたのではないかと思いました。

リーダーの皆様、お疲れさまでした。長時間の献身的なお手伝いに感謝します。特に、全体の司会進行役を務めてくださったYリーダーがうまく導いてくださったおかげで”黙想”というすこし難しいテーマにも関わらず、子供達が集中して取り組めたと思います。

ウィリアム神父様、ごミサのお説教、子供達にとってとても分かり易かったと思います。これからも子供達へのご指導よろしくお願いします!

来年ももっとたくさんの子供達が参加してくださるように、教育部一同努力していきたいと思いますので、お祈りくださいますようによろしくお願いします。
(教育部)